東京・山梨連続リンチ殺人事件

2018.03.22.Thu.12:45

概要
犯行グループの男女11人は以前からクレジットカードを使った振り込め詐欺を繰り返していた。

2003年9月頃から元飲食店経営者のAさん(当時26歳)を含む数人を埼玉県戸田市のアパートに監禁し、9月19日に山梨県北都留郡丹波山村の甲武キャンプ村の駐車場に停めてあった車両の中でAさんを首を絞めるなどして殺害した。
またAさんをいったん解放した後に、殺害したことが判明している。

2003年10月4日に東京都西多摩郡奥多摩町の町道で人間の右腕が落ちているのを猟友会の男性が発見した。
司法解剖の結果、身元はAさんと判明した。

その後、2004年1月8日までに未成年者二人を含む男女8人がAさんに対する逮捕・監禁容疑で逮捕された。
後に殺人・死体遺棄・死体損壊容疑で再逮捕されている。
しかし共犯者の残りの4人がすでにアフリカ等国外に逃亡しており、国際刑事警察機構を通じて国際手配された。
その後、容疑者ら供述により小菅村で白骨化したAさんの頭蓋骨が発見された。


また8人のうち数人が別の事件に関与した疑いが強まり、言及したところ、別の男性に暴行を加え、死亡させ、死体を埼玉県秩父郡長瀞町に遺棄したとも供述した。1月12日に長瀞町の山中を捜索したところ、人間の胴体が発見された。
身元は元スナック店経営のBさんだと判明。Bさんは、2003年5月27日から新宿区歌舞伎町から行方がわからなくなり、家族が捜索願を出していた。
その後の捜査で5月27日に歌舞伎町のホテルで暴行を加え、死亡させ、翌日に長瀞町に遺体を遺棄したことがわかった。

2004年4月12日に警視庁は主犯格の男を含む逃亡中の3人に対し、逮捕状を取り、Bさんに対する殺人・死体遺棄容疑で指名手配した。
3人のうち2人はAさんの事件でも国際手配されている。

Aさんに対する殺人罪等で国際手配されている3人のうち1人は、2004年6月4日にクレジットカード不正利用でアメリカハワイ州の刑務所に服役していた男が刑期を終えたために、アメリカ政府が身柄の明け渡しを求め、警視庁がそれに応じ、日本に強制送還され、その後逮捕された。

2004年9月15日に東京地裁(合田悦三裁判長)は二人の被告にそれぞれ懲役14年、懲役12年の判決を下した。

2006年3月7日に東京地裁(合田悦三裁判長)は、事件当時17歳の少女に対し、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を下した。
その後、控訴。

2007年8月に東京高裁は、前述の判決を支持し、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を下した。

2011年11月1日、警視庁はAさん殺害容疑で国際手配されていた事件当時19歳の少女を逮捕した。
女は、逃亡先の南アフリカ共和国から、知人を通じて出頭するために帰国する意向を告げ、成田空港で身柄を拘束された。

2011年11月21日現在、主犯格の男を含む2人は国際手配されている。

関連記事
コメント

管理者のみに表示